DJ chefの工務店日記

元コックの工務店マンの日々をBroadcast

平成三十年初仕事

気持ちの良い1月4日の朝でした

三が日明けてお店のガラスを拭いて、歩道を清掃して、水やりをしました

今日は大晦日の本棚づくりの続きをしました

暮れはここまででした

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自分の席を囲うように門型に家具を作ります

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できあがると家具の中で仕事してるような感じになりました

平成三十年はこのスタイルを楽しんでみようと思います

 

年越しそばに続いて、お昼には年明けそばにまたしても246亭さんにお伺いしました

店主の島村さんの仕事にかける心意気が素晴らしく、アイディア溢れる美味しいラーメンに加えて、島さんに会いに行くのも246亭に通うモチベーションのひとつです

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魚介の出汁に柚子の香るお正月らしい味わいになんと金箔まで!

さらに実はお箸もお正月仕様のものが供されました

島さんのおもてなしに脱帽です

 

246亭まで行けば、その先は内井昭蔵設計の桜台ビレジです

ここは今、裏通りが面白くてぼくの友達の斎藤さんが経営する不動産屋さん「アオバ住宅社」とオフィスシェアリングしてるのは田奈高校ぴっかりカフェでおなじみの石井さん率いるNPO「パノラマ」があり、その先には友人の建築家夫妻が経営する「ショセット建築設計室」があります

そして最近この並びでおもしろい取組を始めたのが松崎さんの運営する「MONOCAM&KITCHEN」です

ショセットの伊藤さんに新年のご挨拶をして、松崎さんを訪ねたら、ちょうどいらっしゃってコーヒーをご馳走してくれました

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「MONOCAM&KITCHEN」は料理教室をこれから始めたい人を歓迎します

自宅ではないスタジオの雰囲気の中、集客やコスト計算も協力してくれます!

もちろん時間貸しもOKなので、キッチンのあるポットラックパーティーでワンランク上の楽しく美味しい時間をみんなで!という使い方もできそう

さらに映像の専門家である松崎さんならではのアイディアがアニバーサリー利用!

2時間のパーティーを定点カメラ2台にハンディカメラ1台で撮影したものを10分程度に編集

テロップや映像効果も盛り込んでくれるそうです!

2時間の漫然としたビデオは見たくないけど、10分ならあの日の思い出の振り返りにピッタリですね!

誰か僕の誕生日一緒にお祝いしてください(笑)

 

夜はあざみ野のバー「クエルクス」 の涼ちゃんこと小松崎さんに声をかけてもらい、お店のお直しの相談に寄らせてもらいました

すっきりとした提案でお悩み解決!といきたいですね

実は昼の246亭で涼ちゃんとは入れ替わりで会っていたのでした

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涼ちゃんも僕もあざみ野育ちで、今はまた地元に戻ってきて仕事を通じて町を楽しくすることに本気な仲間なんです

あざみ野昔話もできて、お酒選びのセンスも抜群な愉快な涼ちゃんのお店にはいつも楽しい仲間が集まってますよ!

 

最後に明日作る予定の大工道具や清掃用具を掛ける台のスケッチを描いてみました

うまくいくといいんだけど…

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それにしても、仕事初日からなんとも濃厚な一日になりました

感謝!ですね

カスタム平面計画

工務店の仕事に就いて15年

お正月なので、これまでの仕事のひとつひとつを振り返ってみるうちに…

妻の実家なので資料もなにもないけど、方眼紙を作って我が家の平面図を起こしながら、初めて現場監督した家から、これまでの計画を次々にカスタマイズしてみた

僕の建築の学校は現場だし、習ったのは伊礼設計スクールくらいで、あとは実践あるのみ

それでも15年もやってると、やってみたいアイディアも湧いてくるものです

今年はオリジナル置き家具の製作もしたいので、そんなアイディアもスケッチ、材料決め、寸法決め、納まり、仕上げなど考えながら描いてみる

平面計画をしてると立体的な魅力を確認したり、開口部の高さを検討したくて内観パースを描いたり、枠図を描いたり…

いくつかいいアイディアも出てきたので、計画中のお客さんにもいい提案ができそう

会社は7日からだけど、僕は明日から仕事はじめ

年間行事計画を立てながら、気分転換にまたいろいろ考えてみよう

進化する標準化でさらなる高みを目指す!

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

大晦日はなかなか片付かない仕事場の身の回りのために家具をDIYしました

ここに

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こんな感じです

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 午前にカットを終えて向かうはもちろん246亭!

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 246亭店主の島さんの大盤振る舞い

なんとステーキに加えて大海老がのっています

青葉台には246亭がある!

嬉しい美味しい年越しそばになりました

 

午後は組み立てをして、本を納めて終了

疲れ果て妻の実家に着いたのは0時を5分ほどまたいでいました


80を超えた義父母と妻の頑張りで、今年も既製品なしの御節をいただくお正月を迎えることができました

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 子供たちはシャンメリーで、僕は朝からお酒で乾杯!

高清水の大吟醸でしたが、スッキリとした飲み口であやうく朝から4合あけるところでした…(自制しました)

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午後はお気に入りの清河寺温泉に出かけて、ルンルン気分…といくつもりがサウナで人が倒れた!!
客はいなくなるし、従業員も来ない…
従業員を呼ぶよう頼み、救急車の手配、サウナの停止、担架を持ってくるよう指示
倒れた人は意識はあるけど、嘔吐してて会話ができない
横を向かせて気道を確保しつつ、担架に載せて脱衣所へ搬出
救急隊に引き渡しながら、倒れた後の様子を伝えてお役目終了
おじさん助かりますように

平成三十年の幕開けは波乱含みの緊張の幕開けです

 

年に一度のお楽しみ・・・燕子花と燕子花図

 

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根津美術館に行ってきました

お目当はもちろん尾形光琳「燕子花図屏風」とお庭の燕子花

この時期だけ本物の燕子花と「燕子花図屏風」を同時に見ることができます

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ふっくらと見事に咲き誇る燕子花を見ることができました

根津美術館の庭木の樹齢はいかほどか・・・

とてつもなく大きく育ったもみじやイヌシデなど、雑木の庭の主役たちがこれほどの巨木になるとは・・・という感じでした

また最近ハマっている庭木の手入れ=剪定のハサミの入れかたなども興味深く飽きることなく見てきました(超個人的幸せw)

 

この日のもう一つのお目当、イブニングレクチャー「燕子花図と夏秋渓流図」では美術館員さんによる解説を聞くことができました

生きたレクチャーを聞くことで、俵屋宗達酒井抱一円山応挙歌川広重、谷文晁といった日本史の授業で耳にした名前が記号から生き生きとした画人としての個性や時代背景、生まれや発展の流れなど、あらためて興味をそそられる内容でした

そして初めて見る鈴木其一の「夏秋渓流図」もレクチャーを受けた後に見てみると、実に不思議な絵であることがよく分かります

檜林を流れる渓流の風景を描いているのですが、スケール感がとても不思議なのです

一番大きなはずの渓流の流れはとても丁寧に描かれているのですが、周りに生えている檜の方がとても大きく、渓流の流れがとても小さく描かれています

渓流と檜で狂わされたスケールそのままに、周辺に生える下草である百合や熊笹などは圧倒的に大きく描かれていて、現実の川辺にこんなに巨大な熊笹が生えていたら・・・と考えるとなんともシュールで思わず笑いがこぼれてしまうほどです

そして全体を蝕むように苔はいずれあたりを覆い尽くさんばかりの勢いを感じ、化政文化期から天保の大飢饉大塩平八郎の乱などが起きた世の中を反映しているようにも感じた次第です

それに比べると国宝「燕子花図」は元禄文化の華やかさそのままに金屏風に群青と緑青という当時でも高価な塗料をふんだんに使用し、燕子花の花弁の裏表、葉の裏表をそれぞれ群青と緑青の濃淡、合計4色で描き分けています

本来周囲にあったであろう池や木々や下草を一切排しているにも関わらず、そうした周辺の動きを感じさせる燕子花の配置が見事です

そして、描かれた花のふっくらした有様はひとつひとつ見ていても飽きることがありませんでした

本物の力強さは建築も絵画も実物を見るまではわからないものですね

圧倒されました

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季節ごとに楽しめるお庭の奥にある「天神の飛梅祠」の裏側、木々の向こうに見えるのはアントニン・レーモンド設計のカニンガム邸です

カニンガム邸にお邪魔した時にも、根津庭園を借景として設計されたという話を聞きました

建築とはこうありたいものですね

コマデリさんとバッテリーノオウチ

 

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コマデリさんは毎週月曜から金曜までかわいいキッチンカーに乗って、青葉区のどこかで美味しいランチを振舞っています

コマデリさんのベースは地域メディア「森ノオト」と同じ「森ノオウチ」にあります

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「森ノオト」さんの「森ノオウチ」ではこれまで「断熱DIY-内窓を作ろう」の上級編と初級編を2回、それからイベントテントのための「草屋根の小屋作り」をさせていただいたり、何かとご縁のある場所です
写真は上級編の木の断熱内窓の様子

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今では、毎週金曜日は富士ソーラーハウスの駐車場にやってきてくれて、うちのスタッフたちもコマデリさんのランチが大好き!

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コマデリ名代の「塩豚ランチ」

塩麹漬けにした豚の旨味がなんとも言えないコマデリさんのベストセラー

何回食べても飽きません

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塩豚にベジカレーの定番+週替わりがあるのも嬉しいところ

この日はナスと玉ねぎと塩豚の中華風炒め、スープも毎週ちがう味が楽しめます

スープだけお代わりしちゃうこともあるくらい美味しいんですよ!

 

そんな美味しいコマデリランチを支えてくれている野彩家佐藤農園さんをコマデリさんにご紹介いただき、これからはじまる『フジソラ食堂』@Rin5Lifeで使わせていただすことになったのです!

地域のご縁てほんとうに素晴らしくてありがたいですねー!

 

 

そんなコマデリさんからのご相談・・・

「雨の日にバッテリーを濡らしたく無いんだけど、何かいい方法無い?」

「任せとけっ!」ってんで作ったのがこちら!

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ヒノキで簡単な櫓を組んでベニヤを乗せて片流れの家型にしたバッテリーノオウチ

バッテリーだってお家が欲しい・・・(。>ω<。)ナンチャッテー

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今ではこんな具合に雨の日もバッテリーは濡れることなく安全、安心にコマデリランチをお届けできるのでした

ちょっとでもお力になれると嬉しいものですね

 

プチやってみ隊 バッテリーノオウチ 設計・施工:DJ chef a.k.a.親分♡

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佐藤農園さんの野菜でまかない『フジソラ食堂』

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まずはご覧くださいこの素晴らしいフェンネルを!!!

瑞々しいですねー、美しいですねー!

香りも素晴らしくたまらない気分になります
こちらのフェンネルはいつもかわいいキッチンカーで毎週金曜日に美味しいランチをfsh駐車場で提供してくれている #コマデリ さんのご紹介でご縁をいただきました♪

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地元で旬の野菜を育てて直売してくれている #野彩家 佐藤農園さん

5月から始まるフジソラコラボ『フジソラ食堂』@Rin5Lifeさんでも佐藤農園さんの旬の野菜をご提供いただけることになりましたー٩(。•ω•。)وワイワイ

地元のネットワークで地元のお店でお料理させていただく機会をいただけるなんてほんとに幸せ!

コマデリさんやフジソラコラボ『フジソラ食堂』については、またあらためて・・・ 

今日は佐藤農園さんでいただいたフェンネルをメインにしたパスタをまかない『フジソラ食堂』しました

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細切りにした鶏胸肉とざく切りのフェンネルに塩コショウとオリーブオイル、にんにくでマリネしておきます

フライパンにオリーブオイル、にんにくの荒みじん切り、軽く熱して香りが出たら、たまねぎ、フェンネルの茎をさっと炒めて、さきほどのマリネしたネタを投入

全体がなじんだらお湯を注いで全体に火を通します

茹で上がったパスタを投入し、しっかり和えたら、塩味やスープの量を調整しつつ、盛り付けたところで、軽くコショウとフェンネルの葉をあしらって完成!

イタリアの爽やかな風が口の中を通り抜けていくようなパスタに仕上がりました
#富士ソーラーハウス  #まかない 
レシピ・調理 DJ chef オオサワマサハル

『やってみ隊!』DJ chef a.k.a.親分♡iPhone充電器スタンドスピーカー作ったどーの巻

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ある日のこと、作業場で棚板を木取っていました

現場が終わるといろんな残材が作業場に帰ってきます

次の現場に出番を待つ材料もあれば、寸法が微妙でなかなか使われない材料もあります

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そんな中から15mmのラワンベニヤを引っ張り出して、ネットで見たi-phone充電スタンドスピーカーを作ってやろうと思い立ったのが運のつき・・・

「音道」なんぞも作ってやろうとか・・・f:id:osmh74:20170509132027j:image

ただでざえ部材が小さくて加工が大変なのに・・・

後ろから充電コードをさしてやると、充電しながらスピーカーとして使えるだろうと・・・f:id:osmh74:20170509132053j:imagef:id:osmh74:20170509132112j:image

施工時間=約3時間

材料費はタダみたいなもんだけど、量産はできないなー

ま、これも子供が喜ぶならいっか、ってことでw

 

後日、塗装するときに思い出したのが、子供の頃に住んでいた家のこと

あの頃の造作材といえばみんなラワンで、水性ステインに油性ニスで仕上げる、というものでした

ベニヤとはいえ、ラワンはラワン、今回はその仕上げを採用しました

特にニスは5回ほど塗ってはペーパーを当てたので、トロリとした表情が出まして、思わず僕も(*´ω`*)ウットリ・・・

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音質云々は抜きにして、楽しくやり遂げられたので、ま、いっかー(*´∀`*)

iPhone充電器スタンドスピーカー 設計・施工:DJ chef a.k.a.親分♡